- 目次 -
1.はじめに
2.適用
バージョン
3.動作に
必要なもの
4.インストール
手順
5.使用する前の
準備
6.ソフトウェア
の使い方
7.エンジン情報
センサ情報一覧
8.FAQ
コーヒーブレイク
VB6の長所と短所 なぜVB6を使うのか VB6のトラブル集1 VB6のトラブル集2 UWPのトラブル集1 C言語のコメント作法 C言語の常識ルール
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ダイアグスキャナー 取扱説明書
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PDF版と内容が異なる場合があります。
一部に古いバージョンのままの記載があります。
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Q2、ソフトウェアの動作
Q2-1 |
エンジン情報の表示が遅いです。例えば、アクセルペダルを踏んでも、少し遅れてスロットル開度が反応します。
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A2-1 |
車両との通信がKラインにて行われている場合、遅延が発生することを確認しています。
同じKラインであってもメーカーや車種によって遅延時間が異なるため、通信している車両側のコンピュータの能力に依存していると思われます。
最近のダイハツ車などのCANによって通信が行われる車両の場合、遅延がほぼないことを確認しています。
以下のように設定を調整することによって、表示のレスポンスを改善することができます。
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・不要な情報は取得しないように設定する
・時間変化が少ない情報はサンプリング周期を大きくする
・不要なログは取らない
・ログはCSVで取得する
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Q2-2 |
ソフトウェアは起動するのですが、車両との通信がうまくいかないようです。
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A2-2 |
市販されているELM327通信機の一部に、ホンダ車等に使用される拡張CAN接続時の出力データにバグがあることを確認しています。その機器では、拡張CAN接続時において正常に動作できません。CANやK-LINEでは、出力データが正常であることを確認しています。
※ | この現象は、少なくとも以下のタイプのELM327互換機で確認しています。
・ | 青色半透明のケースで黒いラベルで「Vgate Scan」 と記載されているBluetoothタイプ |
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Q2-3 |
クルマとの通信はできているようですが、ダイアグを取得しようとするとエラーが出てしまいます。
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A2-3 |
市販されているELM327互換機の一部に、ダイアグ件数が多い場合にデータの欠損が発生して正常なダイアグ情報が得られない不具合を確認しています。エラーコード:-8のときは、データの欠損や異常を意味します。
※ | オレンジと紫のラベルが貼られた黒いケースで、側面の小さなラベルに KDNNWEi 2015と書かれたBluetoothタイプで確認しています。ただし、KDNNWEi 14と書かれたラベルでは、データの欠損がなく正常にダイアグが取得できました。
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Q2-4 |
ダイアグを消去するとエラーが出ます。ダイアグは消えているようです。
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A2-4 |
市販されているELM327互換機の一部では、互換性が低いためエラーが発生します。具体的には、ダイアグ消去後にエンジンコンピューター側からの正常な応答が取得できないためエラーと判定されます。
※ | この現象は、少なくとも以下のタイプのELM327互換機で確認しています。
・ | 青色半透明のケースで黒いラベルで「Vgate Scan」 と記載されているBluetoothタイプ |
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