- 目次 -
1.はじめに
2.適用
バージョン
3.動作に
必要なもの
4.インストール
手順
5.使用する前の
準備
6.ソフトウェア
の使い方
7.エンジン情報
センサ情報一覧
8.FAQ
コーヒーブレイク
VB6の長所と短所 なぜVB6を使うのか VB6のトラブル集1 VB6のトラブル集2 UWPのトラブル集1 C言語のコメント作法 C言語の常識ルール
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ダイアグスキャナー 取扱説明書
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PDF版と内容が異なる場合があります。
一部に古いバージョンのままの記載があります。
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f. アラーム機能
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取得したエンジン情報やセンサ情報が設定した範囲を超えたときにアラームを鳴らす機能です。
例えば何かの動作チェックを行ってるときに、瞬間的に正常な範囲を超える値が発生してもそれに気づくのは至難の業ですが、
音で知らせてもらえれば簡単に気づくことができます。
(1) |
アラーム機能は、情報設定で有効にできます。
情報設定は、メニューバーの[設定(S)] の中にある [情報取得設定] を選択して開きます。
※ [接続] ボタンが押されて車両と通信中は、情報取得設定等を操作することができません。
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(2) |
各項目にある「アラーム」というチェックボックスにチェックを入れると、機能が有効になります。
アラームを鳴らしたい閾値は、各項目にある「Hi」、「Lo」に設定します。「Hi」 は上限値で、設定した値を上回る値を受信したときにアラームを鳴らし続けます。
「Lo」 は下限値で、設定した値よりも低い値を受信したときにアラームを鳴らし続けます。
「Hi」、「Lo」は、30000 〜 -30000 の範囲で設定でき、小数点も設定できます。
例として冷却水温についてアラームを鳴らしてみます。冷却水温の 「アラーム」 にチェックを入れます。
冷却水温のHiとLoの初期値は、Hi =140、Lo = -10となっているので、140℃を超えるか-10℃を下回る温度を受信したときにアラームが鳴ることになります。
設定が完了したら、[OK] ボタンを押して、情報設定を閉じます。
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(3) |
[接続] ボタンが押して車両との通信を開始し、例えば車両が−40℃の極寒の場所にありエンジンを掛けずに放置しておけば、冷却水温は−40℃と表示されてアラーム音が鳴り続けると共に赤く表示されます。
エンジンを掛けるなどして−10℃以上になれば、アラーム音が止まって背景色も白くなります。
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(4) |
アラームは複数の項目に設定することができますが、どれのせいで鳴っているかは値の背景が赤か白かで見分けることができます。
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