- 目次 -
1.はじめに
2.適用
バージョン
3.動作に
必要なもの
4.インストール
手順
5.使用する前の
準備
6.ソフトウェア
の使い方
7.エンジン情報
センサ情報一覧
8.FAQ
コーヒーブレイク
VB6の長所と短所 なぜVB6を使うのか VB6のトラブル集1 VB6のトラブル集2 UWPのトラブル集1 C言語のコメント作法 C言語の常識ルール
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ダイアグスキャナー 取扱説明書
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PDF版と内容が異なる場合があります。
一部に古いバージョンのままの記載があります。
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□5.使用する前の準備
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ダイアグスキャナーを使用する前に、以下の準備が必要です。
車両通信器とパソコンとの通信が可能な状態にしておきます。
以下のタイプの車両通信器が使用できます。
接続タイプの違いを問わず、1台のパソコンに2台以上の車両通信器を接続しないでください。
・ |
USBタイプの場合
ソフトウェアを起動する前に、パソコンに接続しておきます。
USBドライバが未インストールの場合は、予めインストールしておきます。
ELM327を用いた機器の場合、ELM327自体にUSB通信機能がないため、RS-232C から USBへ変換するモジュールが搭載されています。一般的には、Silicon Labs 社のチップが使用されているようです。
どのメーカーが使用されているかは、以下の方法で確認ができます。
(1) |
デバイスマネージャーを開き、車両通信機をUSBポートに差し込んだときに!マークで表示されているデバイスのプロパティを開く。
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(2) |
[詳細] タブを開き、プロパティから[ハードウェア ID] を選択する。
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(3) |
値に表示される、USB\VID_****&PID_・・・ の **** がベンダIDです。
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ベンダIDごとのドライバは、下記リンク先よりダウンロードできます。
[参考] Silicon Labs 社(ベンダID:10C4) CP210x USB - UART ブリッジ VCP ドライバ
http://jp.silabs.com/products/mcu/Pages/USBtoUARTBridgeVCPDrivers.aspx
※Windows10で使用するときは、車両通信器の取扱説明書等で指示がない限りインストールは不要のようです。
[参考] FTDI Chip 社(ベンダID:0403) Virtual COM Port ドライバ
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
※このドライバをインストールすると、CAN-USBを用いるソフトウェアは動作しなくなる恐れがあります。
[参考] Nanjing QinHeng Electronics 社(ベンダID:1A86) ドライバ
http://www.wch.cn/download/CH341SER_ZIP.html
※解凍したフォルダ内にある、CH341SERフォルダ内のSETUP.EXE でインストールできるようです。
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・ |
Bluetoothタイプの場合
ソフトウェアを起動する前に、パソコンに内蔵もしくは接続されているBluetoothモジュールとペアリングしておきます。
正しくペアリングしている場合、シリアルインタフェース(RS-232C、COMポート)として認識されています。
通信の確立や、Bluetoothの通信状態の確認は、Bluetoothモジュールに付属しているソフトウェアを使用します。
Windows7等では、「デバイスとプリンター」を使用してBluetoothモジュールを設定することもできます。
※ |
Bluetoothタイプの場合、車両通信器の電源は自動車のバッテリ電源から取るのが一般的です。
この場合、車両に接続した状態でない限り、ペアリングさせることはできません。
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・ |
RS-232Cの場合
ソフトウェアを起動する前に、パソコンのCOMポートと接続しておきます。
RS-232Cタイプの場合、車両通信器の電源はACアダプタが必要な場合もあるため、
それらも準備して動作できる状態にします。
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