- 目次 -
1.はじめに
2.適用
バージョン
3.動作に
必要なもの
4.インストール
手順
5.使用する前の
準備
6.ソフトウェア
の使い方
7.エンジン情報
センサ情報一覧
8.FAQ
コーヒーブレイク
VB6の長所と短所 なぜVB6を使うのか VB6のトラブル集1 VB6のトラブル集2 UWPのトラブル集1 C言語のコメント作法 C言語の常識ルール
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ダイアグスキャナー 取扱説明書
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PDF版と内容が異なる場合があります。
一部に古いバージョンのままの記載があります。
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表 確認可能なセンサー情報
情報名
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内容
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O2センサー
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排気管に付いている、O2センサの起電力の電圧値を示します。
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詳細
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O2センサの電圧を表示します。表示単位は [V] です。
燃料が多いと吸入したほとんどの酸素が燃えてしまうため、O2センサの起電力によって0.8V以上の値を表示します。この状態をリッチ(燃料が濃い)といいます。
燃料が少ないと排気ガスに多くの酸素が残るため、O2センサによる起電力がほとんど発生せず0V近い値を表示します。この状態をリーン(燃料が薄い)といいます。
エンジンコンピューターは、このセンサの値から空燃比が14.7に近づくようにスロットル開度やインジェクタ噴射量などを制御するため、とても重要なセンサです。このセンサが異常の場合、燃費の悪化などが発生します。
一般的に始動時で冷却水温が低くエンジンが冷えている場合は、リッチな制御になります。
このセンサに不具合がある、もしくは汚れが溜まったり劣化すると燃費悪化やエンストなどの原因になるようです。断線等によって完全に壊れると、フェールセーフが働いて他のセンサのみで制御されるため、壊れていても気づかない場合があります。
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情報名
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内容
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触媒センサー
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三元触媒付近についている温度センサ(排気温センサ)の温度を示します。
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詳細
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排気温度の値を表示します。表示単位は[ ℃] で、摂氏温度を指します。排気温度によって触媒の温度が高くなりすぎると、触媒が劣化破損してしまいます。温度が高くなりすぎないように監視し、もし高くなったときには警告灯によってユーザーに知らせるために使用されます。触媒が排気ガスを浄化するには300〜600℃程度が必要ですので、ある程度は加熱させる必要もあります。
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