for Windows ダイアグスキャナー 徒歩メーター 燃費ティーチャー 概要 できること 外観 注意事項 仕様 車両との通信に 必要な機器 対応可能な自動車 よくある質問 使い方 1.インストール 2.使う前の準備 (ハード) 3.音声ソフトの インストール 4.使う前の準備 (ソフト) 5.速度誤差の修正 6.音声機能の修正 7.通信モードの設定 8.燃費管理記録 Keyboard IE カーナビを... サンプリングメーター みるCAN CANレコーダー CANレーベル VB6の長所と短所 なぜVB6を使うのか VB6のトラブル集1 VB6のトラブル集2 UWPのトラブル集1 C言語のコメント作法 C言語の常識ルール クルマ整備技術サイト |
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Nenpi Teacher 燃費ティーチャー |
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概要 クルマの燃費計測ソフトです。 消費した推定のガソリン量やガソリン代も算出できます。 加速時の気になる燃費も、音声でリアルタイムに案内されます。 データはExcel形式で保存でき、月単位で燃費管理ができます。 できること 1、燃費 [Km/L] の算出 ガソリン1リットルあたり何キロメール走行できたのか、 について平均値が表示できます。 燃費算出方法は、以下の2種類のモードがあります。 モード1: 平均燃費から算出 モード2: エンジン動作状態から算出
@は、速度メーターの燃費表示で使用される値を取得しています。 Aは、独自アルゴリズムのため、実際の燃費とは誤差が発生します。 Bは、平均燃費と走行距離から算出するため、誤差が大きくなります。 2、消費したガソリン量 [L] の算出 走行中に何リットルのガソリンが使われたのか、について 積算値(合計値)が表示されます。 3、単位時間あたりのガソリン使用量 [mL/s] の算出 1秒間あたりに何ミリリットルのガソリンを消費しているのか、 をリアルタイムで表示します。 アイドリングストップ中は、エンジンが停止しているため常にゼロです。 4、加速時の燃費やガソリン代のお知らせ(音声で通知されます) 例えば、信号待ちの状態から発進して60km/一定になるまでに、 加速で何リットルのガソリンを使ったのか、をリアルタイムに パソコンが日本語で喋ってくれます。
Kラインでの動作です。 CANのときは表示レスポンスが向上します。 ※ レスポンスが遅い場合は、設定で速度のサンプリング周期を小さくしてください 5、急ブレーキ時の減速Gのお知らせ(音声で通知されます) 一定以上の強いブレーキを踏んだとき、 リアルタイムにパソコンが日本語で喋って教えてくれます。 6、走行距離 クルマの走行距離が1m単位で測定できます。 7、ガソリン代 走行中に何円分のガソリンが使われたのか、 について合計金額が表示されます。 8、Excelで毎月の燃費管理ができる データは、月単位で管理ができます。 記録ボタンを押すと走行距離や燃費、ガソリン代などが追記されます。 ログのファイル名は、FETyymm.xls 固定です。 yyは西暦下2桁、mmは月を表します。 ※燃費ティーチャー使用中は、今月分のファイルをExcel等で開かないでください。 外観 ※写真は、Ver1.00の動作画面です。 |
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仕様 OS: OS:WindowsXP 以降に対応 ※Windows7推奨 ※Windows10に対応 (Pro 32bit、64bitで動作確認済) パソコン: 車両通信器との接続に必要なインタフェースを持つこと (USB、RS-232C、Bluetooth等、車両通信器による) COMポート: COM1〜COM15の範囲で、1ポート以上の空きがあること 必要なソフトウェア @以下のソフトがインストールされている必要があります。 (1) Microsoft Speech Platform - Runtime (Version 11) OSが64bitでも、32bit(x86)版をインストールしてください。 https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=27225 の[Download]で表示されるリストから、 x86_SpeechPlatformRuntime\SpeechPlatformRuntime.msi をダウンロードしてインストール。 (2) Microsoft Speech Platform - Runtime Languages (Version 11) https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=27224 の[Download]で表示されるリストから、 MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi をダウンロードしてインストール。 Aログをxlsで出力させる場合は、以下の表計算ソフトの いずれかがインストールされている必要があります。 (1) Microsoft Excel 2003 もしくは 2016 ※2007〜2013の環境では動作確認していません (2) Kingsoft Office 2016 Spreadsheets ※2015以前の環境では動作確認していません。 ※出力されたxlsファイルは、Excel2003で開けません。 Microsoft Excel Viewer 等では開けるようです。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=10 ※両方インストールされている場合は、標準設定において Microsoft Excel が優先されますが、システム環境によっては 強制的にKingsoftが優先されるようです。 Bインストーラなし版を使用する場合、 以下のランタイムがインストールされている必要があります。 ・Visual BASIC 6.0 SP6 ランタイム 車両との通信に必要な機器 以下の機器に対応しています。 (1) ELM Electronics社 ELM327 コントローラを用いたデバイス パソコンとの接続方法は、Bluetooth、USB、RS-232C によるデバイスに 対応しています。 ※ELM327互換機では、一部の機能が正常に動作しない場合があります。 対応可能な自動車 (1) 運転席の足下あたりにDLCコネクタが付いていること ※台形のコネクタです (一部の車両は、運転席側のコネクタではなく、 エンジンルーム側のコネクタを変換して接続する必要があります。) (2) ISOやSAEに準拠した通信ができること 90年代の国産車に使用されているような、メーカー独自の通信規格が 用いられているクルマでは使用できません。 |
よくある質問 Q1、ソフトウェアを起動しても 「デバイスが見つかりません。アプリケーションを 終了します。」とダイアログが表示され、ソフトウェアが使用できません。 A1、対応する車両通信器が接続されてデバイスとして認識されていてもエラーが出る 場合は、以下の点を確認してください。 (1) Windowsを起動してから、他のELM327を使用するソフトウェアを 1度も使用していない。 (他のソフトウェア側の問題で、終了後もポートを解放しない場合が あるようです。) (2) ELM327をUSB接続し、30秒ほど待ってから起動している。 (OSもしくはドライバ側の問題で、デバイスとして認識されてから COMポートとして使用できるまでに、時間が掛かる場合があります。) (3) ログオンしているユーザー名にAdiministrator権限ある。 (Guests、Users権限などでの動作確認は行っていません。) Q2、測定できた走行距離に、誤差があります。 A2、仕様です。以下のような様々な要因で誤差が発生します。 要因1:ほとんどのクルマは、インチアップしたきの実速度が表示速度より 上回らないように設計されているようです。 インチアップは、タイヤ1回転あたりの移動距離が大きくなります。 要因2:道路運送車両法の保安基準の細目では、速度の誤差が 以下のように規定されています。 (1) 2006年12月31日までに生産されたクルマ 40km/hのとき、44〜31 km/hの範囲にあること (2) 2007年1月1日以降に生産されたクルマ 40km/hのとき、40〜31 km/hの範囲にあること 参考資料:国土交通省 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikoku_148_00.pdf 要因3:時速10km/h以下の低速度では、速度誤差が大きくなります。 クルマが動いていても、0km/hと表示されることもあります。 メーカーによって傾向が違うようです。 要因4:車両との通信周期が大きくなると、誤差が大きくなります。 Q3、測定できた燃費やガソリン代に、誤差があります。 A3、「距離と平均燃費から算出する方法」 で測定した場合、短距離短時間での値は 誤差が大きくなります。 「エンジン動作状態から算出する方法」 では、標準的なエンジンシステムを 対象にして設計しているため、効率の良すぎるエンジンや、燃費の悪いエンジン では誤差が大きくなります。エンジンは、年代やメーカー、車種ごとに特性が 異なるため、すべてに正確に対応することが困難です。 Q4、ダイアグスキャナーと同時に使用できますか? A4、ダイアグスキャナーとは同時に使用できません。 他のELM327を使用するソフトウェアも同時に使用できません。 Q5、燃費ティーチャーを動作させたまま他のクルマに繋ぎ換えたら、 動作しなくなりました。 A5、仕様です。コネクタが誤って抜けたとき、差し込み直してすぐに復帰するように しています。そのとき通信状態の再チェックは行わないため、他のクルマに繋ぎ 換えても動作しません。 燃費ティーチャーを終了させてから繋ぎ換えてください。 Q6、Windowsで、USB版のELM327が使用できません。 A6、以下の点を確認してください (1) 使用するCOMポート番号が1〜15の範囲にあるか? COM16以上であると、認識できません。 手動でCOM15以下に変更する必要があります。 変更後は、一度USBコネクタを抜き差しして再認識させないと、 設定が反映されない場合があります。 Q7、ELM327ですが、USBタイプのドライバがダウンロードできる場所を 知りませんか? 2016.12.30 追記 A7、USBタイプに使用されているUSB-COM変換チップですが、主に3種類が 使用されているようです。 どのメーカーの物が使用されているかは、以下の方法で確認できます。 (1) デバイスマネージャーを開き、ELM327をUSBポートに差し込んだときに !マークで表示されているデバイスのプロパティを開く。 (2) [詳細] タブを開き、プロパティから [ハードウェア ID] を選択する。 (3) 値に表示される、USB\VID_****&PID_・・・ の **** がベンダIDです。 ベンダIDごとのドライバは、下記リンク先よりダウンロードできると思います。 【ベンダID:10C4】 Silicon Labs 社 CP210x USB - UART ブリッジ VCP ドライバ ※Windows10で使用するときは、インストールが不要のようです。 http://jp.silabs.com/products/mcu/Pages/USBtoUARTBridgeVCPDrivers.aspx 【ベンダID:0403】FTDI Chip 社 Virtual COM Port ドライバ ※このドライバをインストールすると、CAN-USBを用いるソフトウェアは 動作しなくなる恐れがあります。 http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm 【ベンダID:1A86】Nanjing QinHeng Electronics 社 ドライバ ※解凍したフォルダ内にある、CH341SERフォルダ内のSETUP.EXE で インストールできるようです。 ※Windows10では、インターネットからの自動検索でドライバが 取得できます。 http://www.wch.cn/download/CH341SER_ZIP.html 【ベンダID:067B】 Prolific Technology 社 PL2303 ドライバ ※2016年末頃より出回ってるようです。 ※Windows7以降では、インストール不要のようです。 http://www.prolific.com.tw/US/ShowProduct.aspx?p_id=225&pcid=41 Q8、トヨタ車やスズキの軽などでは普通に使えますが、ホンダ車では 使えませんでした。車は買ったばかりの新車です。 A8、市販されているELM327互換機の一部に、ホンダ車等に使用される 拡張CAN接続時の出力にバグがあることを確認しています。 その機器では、拡張CAN接続時において正常に動作できません。 CANやK-LINEでは、正常に動作することを確認しています。 ※ この現象は、少なくとも以下のタイプのELM327互換機で確認しています。 ・CH341を用いるUSBタイプ ・青色半透明のケースで黒いラベルで「Vgate Scan」 と記載されている Bluetoothタイプ ・バージョンが Ver2.1のELM327互換機 Q9、Windowsで、Bluetooth版のELM327が使用できません。 A9、以下の点を確認してください (1) 使用するCOMポート番号が1〜15の範囲にあるか? COM16以上であると、認識できません。 手動でCOM15以下に変更する必要があります。 (2) Windowsが最新の状態にアップデートされているか? 古い状態でBluetooth版のELM327が使用できない症状を確認しています。 (3) ペアリングされている仮装COMポートの状態 a) 再ペアリング時 再ペアリングをすると、COMポート番号が大きな値に変更される場合が あります。このとき古い小さい番号のCOMポートは、使用中のまま残っ ています。デバイスマネージャの詳細設定にて、手動でCOMポート番号を 元の若い番号に変更することで使用できるようになる場合があります。 b) COMポート番号の順序 Windows10にてペアリングをすると、COMポートが2つ現れる場合が あります。'SPP Dev' と表示されているCOMポートの番号が小さく なるように、設定を変更する必要があります。 下図のように表示されていればOKです。 (4) Bluetooth Stack for Windows by Toshiba を使用するドングルの場合 a) 使用するドライバ Windows7、Windows10標準のドライバを使用すると、正常に動作 しない場合があることを確認しています。 b) ドライバのバージョン メーカーより最新バージョンのドライバが、2015年2月26日に公開 されています。最新のドライバに更新してみると、改善するかも しれません。 Bluetooth Stack for Windows by Toshiba、TOSHIBA Service Station を お使いのお客様への重要なお知らせ http://dynabook.com/assistpc/info/2015/20150226.htm Bluetooth Stack for Windows by Toshiba v9.10.32(T) http://dynabook.com/assistpc/download/modify/soft/btswt/index_j.htm c) COMポート番号の変更 接続された場合、COMポート番号が40から付与されてしまいます。 接続時は、新しい接続の追加ウィザードでカスタムモードを選択して進め、 ウィザード中のCOMポート番号を手動で変更することで、使用できるよう になります。 Q10、互換品のELM327 V2.1で動作しますか? A10、燃費ティーチャーVer1.00にて動作することを確認していますが、互換品の ELM327 V2.1にも何種類かあるようですので動作しない可能性もあります。 動作する場合においても、データの欠損などが発生する可能性があります。 Q11、音声案内ですが、時々変な言葉をしゃべっています。 2015.12.22追加 A11、Windows10にて現象を確認しています。 考えられる原因としては、 ・OS固有の問題 (Windows8以降での、別の音声合成エンジン(SAPI5) ・IMEの学習状態の影響 などが挙げられます。 対策としては、おかしな言葉をしゃべっている部分を、すべてひらがなに してください。 ※正しく発音されている言葉をひらがなにすると、発音がおかしくなります。 |
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