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外観です。金属ケースです。昔ながらのインバーターといった外観です。
AC100VコネクタとUSBポート(5V出力)です。
冷却ファンの通風口とヒューズです。ヒューズにはカバーがネジ留めされているキチンとした作りです。
基板です。下側4つのFETがAC100V生成用、下側の縦に付いている子基板がAC100V生成用のPWM制御基板、右側のダイオードがAC100V用、下側子基板の下にある黄色い長方形と左側のコイルとフィルムコンデンサがAC100V平滑用、右のトランスと右上のFETが昇圧回路、左上がUSB(5V出力)です。
AC100Vコンセントの裏側です。特にセンサー等は付いていないので、外側で電源タップを使用して分岐しても問題ないと思います。
基板の拡大写真です。
AC100V生成に使うFETには、CS40N25という物が使われています。FQA40N25(Nch、250V、40A、70mΩ)のセカンドソースもしくはコピー品だと思われます。
長方形の黄色い素子は、コンデンサ、0.1uF、275Vです。正弦波出力のノイズ用(平滑化用)として使われているのだと思います。
縦に付いている子基板に2つ載っているinfineon IR2110S は、FET駆動用のゲートドライバIC です。
整流ダイオードです。
子基板に載っているinfineon IR2110S の近くに TEXAS LM393が載っています。
デュアル差動コンパレータです。
子基板裏側には、Microchip PIC16F716が載っています。
秋月でも売ってるマイコンです。
何に使っているのかよく分からないのが、このレギュレーター UTC LM7812L 。
入力最大35V、出力は12V、1Aです。正確な12Vを作るにしても1Aだと少なすぎますし、コンパレーターの基準電圧用等だと大きすぎます。
基板反対側の拡大写真です。左下は昇圧用のFET、真ん中が制御用子基板、右下はUSB5V出力用の回路です。
子基板右側にはSTMicro SG3525AP というPWMコントローラー、
左側には、ELAN MICROELECTRONICS EM78P372N という8bitマイコンが搭載されています。
昇圧用FETには、CS180N06という物が使われています。180N06(Nch、60V、180A、2.8mΩ)のセカンドソースもしくはコピー品だと思われます。
USB(5V出力)の回路です。
基板裏面です。AC分離されています。AC回路の安全性も少し配慮されています。 FET制御周りはAC/DC混在していますが、これで仕方ないのかなと思えます。
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