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中華製らしいシンプルな箱です。
外観です。樹脂製ケースです。AC100Vコネクタと一体型です。
USBポート(5V出力)です。
冷却ファンの通風口です。
表面の裏側です。
基板です。左側が昇圧用コイルとFET、真ん中がAC100V生成用のダイオードとFET、右がUSB(5V出力)です。
AC100V生成部分に使うFETです。左上に、FETを動かすトランジスタと制御するICらしきものがあります。COS630という物が使われています。COSというメーカーを探してみましたが、よく分かりませんでした。630とあるので、IRF630等のコピー品でしょうか?
AC100V生成部分に使う整流ダイオードです。ES3Dという物が使われています。200V、3A、Vf=0.9Vのようです。
制御用と思われるICです。SGR-NX002と記載されています。調べてもよく分かりませんでした。
昇圧に使うFETです。Perfect Intelligent Power Semiconductor(PIP)という中国企業のPTP9506EというNchのFETが使用されています。VDS=68V、ID=95A、RDS=6.5mΩとのことです。
下側がAC100Vの端子部分です。
USB(5V出力)の回路です。AC100V生成で出るノイズ対策でしょうか?コイルなどが付いています。
基板裏面です。AC/DC分離やAC回路の安全性はあまり考えていないようです。
昇圧用コイルのはんだ部分です。スルーホールの周りにビアのようなものが円周状に並んでいます。クラック対策か、ベタ面積が大きい場合でもはんだが溶けやすくする工夫でしょうか。
AC100V生成用のFETのはんだ部分です。表面にて0Ωでジャンパされ、温度サーミスタ?が未実装になっているスルーホールのはんだが球になっています。各部のはんだ量もバラバラな感じです。安全性についてはあまり考えてないのでしょうね。
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