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ブレーキを最初に踏み込んだ時、「シュコー」と空気の音がしてブレーキの効きがイマイチです。一度踏み込んだ後にペダルを離して、再度踏み込むと若干マイルドな感じで普通にブレーキが効きます。
恐らく負圧のワンウェイバルブ(バキュームチェックバルブ)が原因だと思いますが、今回はマスターバックとシリンダーの一式を交換してみます。
マスターバックとシリンダーは運転席足元の、ピンク矢印の位置にあります。
まずは、この部分の小物入れを外します。ネジを外します。
下側にもネジがあります。ネジを全部外したら、引っ張って外します。
マスターバックとシリンダがよく見えるようになりました。
ブレーキのリザーバータンクが見えるようにします。
横にある蓋を外します。
ブレーキのリザーバータンクが見えるようになりました。
足元付近のカバーやダクトも外していきます。
ステアリングコラム下側のネジ5か所を外します。
ネジを外すとカバーが外れます。
カバーの裏にリレーが付いているので、ネジを外して取ります。
足元用のエアコンダクトは、矢印のネジを外してから、引っ張って取ります。
取外しに必要な空間が確保できました。
リザーバータンクにブレーキ液が残っていると、取り外すときに液が床に垂れてしまい、塗装が剥がれてしまいます。ですのでブレーキ液を抜きます。
ブレーキ液の抜き方は、エア抜きと同じようにリアブレーキの排出口から抜きます。フロントから抜いてしまうとエア抜きが大変になると思われます。
リザーバータンクが空になりました。
これで前準備が整いました。
今回はリザーバータンクも一緒に外すため、矢印の位置のボルトを外します。
レベライザー調整のスイッチを裏から押して外すと、外すボルトにアクセスできます。
ブレーキスイッチのコネクタを外します。写真はAT車ですので、マニュアル車の場合はクラッチペダルについているコネクタ等も外します。
ブレーキスイッチのコネクタの配線先にある、矢印のクランプを外します。
クリップクランプツールを使用しないと取り外し困難です。
クランプを外した状態です。
それではマスターバックとシリンダーを外します。
後編へ続きます。
>> Wサンバートラック TT2 ブレーキ マスターバック&シリンダー交換 後編
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