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No.5032 2022.8.16




ダイソーの500円 USBハブを買ってみた





ダイソーで500円の USBハブが販売されていました。

レポートNo.5008 ダイソーの100円 USBハブ を買ってみた のように地雷かもしれませんし、
レポートNo.5024 ダイソーの200円 USB2.0 ハブ を買ってみたのように無難な製品かもしれません。
今回はどうでしょうか?


□1.外観

パッケージは紙の箱です。カラーで質感が良く、この箱だけでも原価が高そうです。
パソコンに挿せるUSB Type-A、スマホに挿せるUSB Type-C の2種類がありました。





パッケージをよく見たら、USB3.0x1+USB2.0x3 と記載されていました。てっきりUSB3.0ハブなのかと思って購入しましたが、実際はUSB3.0が1ポート使えるUSB2.0ハブです。
これは紛らわしい。





箱から取り出してみました。USBハブに傷が付かないよに、キチンとビニール袋に入っています。





外観です。ハブのケースは金属製で、全体的に質感が高いです。これをプラスチックにして素材を安くして300円にできなかったのかな?と思います。






ハブの側面です。側面は、USB2.0です。
ポートの間隔が狭いので、キオクシアのUSBメモリのように幅が広い物は並べて挿せません。





ハブの後面です。後面は、USB3.0です。
青いだけのなんちゃってコネクタではなく、キチンとUSB3.0のコネクタです。






□2.速度確認

まずはUSBハブを使わない、素の速度を測定します。USBメモリは、キオクシア USB3.2対応の128GBメモリを使用します。





測定結果です。読み込みで159.57MB/s(1.28Gbps)出ました。低価格帯のUSB3.0メモリとしては無難な値です。 この値を基準に比較してみます。





Type-Aハブ のUSB2.0ポートを使用して測定してみます。





読み込みで35.77MB/s (286.1Mbps)出ています。 USB2.0の最大転送速度480Mbpsですが、USB2.0メモリの動作としては一般的な値です。





Type-Cハブ のUSB2.0ポートを使用して測定してみます。





読み込みで39.58MB/s (316.64Mbps)出ています。 USB2.0の最大転送速度480Mbpsですが、USB2.0メモリの動作としては一般的な値です。 Type-Aハブより若干良いのは、個体差もしくはType-Cコネクタ周りの製造処理が良く、信号品質に差があるのかもしれません。





Type-Aハブ のUSB3.0ポートを使用して測定してみます。





読み込みで166.01MB/s (1.3Gbps)出ています。 USBハブを介さない状態が159.57MB/s(1.28Gbps)でしたので、若干速度が向上しています。USBコントローラの相性によるものでしょうか。





Type-Cハブ のUSB3.0ポートを使用して測定してみます。





読み込みで165.44MB/s (1.3Gbps)出ています。 USBハブを介さない状態が159.57MB/s(1.28Gbps)でしたので、Type-Aハブと同様に若干速度が向上しています。





測定結果のまとめです。USB3.0ポートは、ハブなしと同等の速度が出ることが分かりました。USB2.0ポートも規格値として問題ないレベルであることが分かりました。
本品はUSB3.0ハブではなく、USB3.0が1ポート使えるUSB2.0の4ポートハブですので、それを理解して買うのであれば問題ない商品です。











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