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No.2605 2024.9.22




メルセデス Eクラス W211 リアブレーキパッド 交換






□ 1.交換

リア側はSBCで勝手に動作することもありませんが、念のためトランクのメインバッテリーとボンネットにあるサブバッテリーの端子を外しておきます。




最初にパッドセンサーを引っ張って抜きます。




キャリパーのホルダー金具を外します。
細いマイナスドライバーを穴の中に入れて、てこの原理を使って外します。




外したホルダー金具です。穴側の爪は非可動ですが、左右両端はキャリパーの面と当たる部分がスライドして可動します。組み付け時は可動部分にパッドグリースを塗ります。




ホルダー金具を外した状態のキャリパーです。




パッドセンサーの先にある、ボックスを留めているトルクスのボルトを外します。E10のトルクスです。




キャリパーのスライドピンを外します。トルクスのT40です。




下側のスライドピンも同様に外します。




スライドピンはゴムブーツに引っ掛かり抜けないので、マイナスドライバー等でネジ山を引っ掛けて押し出します。




キャリパーが外れます。アンダーカバーの端に置いておきます。




パッドを外します。




キャリパーマウンタのみの状態になりました。




キャリパー側のバットも外します。ピストンの中に金具で嵌っているので、引っ張って外します。




パッドを外した状態です。




キャリパーピストンツールを使ってピストンを押し込みます。SBCを無効にすると、押し込みが硬くなるみたいです。




外したパッドです。限界ギリギリでした。




新しいパッドです。赤矢印部分はキャリパーとの摺動部分です。組み付け前にパッドシムグリース等を塗ります。




組み付け時は、パッドセンサーを忘れずに。




交換完了です。という具合で簡単に交換できます。







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