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256GB以上のUSBメモリもしくはmicroSDであれば、SSDと同じようにWindowsが使用できます。しかしできればTBWが設定されて高寿命化技術が搭載されているM.2 SATA、もしくはNVMeを使用したいところです。
という訳で、実際に使えるかどうか試してみます。
最初はNVMeです。NVMeは、PCI-Express x4 すなわち4レーン分をノートPC向けに小型化した規格です。NVMeをPCI-Expressに変換するボードは、単なるライザーカードにしかすぎません。高価格の物だと、NVMeのスロット(M-key)が4つ付いていて、チップを冷やすヒートシンクが付いているため、MarvellやAsmediaのSATAコントローラのような物が付いていそうですが、実際はPCI-Expressバスのハブの役割をするチップです。
ですのでNVMeが起動ドライブとして使えるかどうかは、マザーボード側のUEFI(BIOS)で対応しているかどうかで決まります。
今回は、サムソン製256GBのNVMeを使用してみます。
NVMe to PCI-Express変換ボードは、このような半開きの状態で取り付け、取り外しができます。
LEDがピカピカ光って動作は問題なさそうです。
BIOS上でも、「その他 大容量ストレージ コントローラ」として認識しています。これは期待が持てそうです。
USBメモリからWindowsをインストールするので、ブート順序を以下のように設定しました。
USBメモリは、ここのポートを使用します。
Windowsのインストール場所としてNVMeが認識しましたが、「ドライブ0パーティション1にWindowsをインストールすることはできません(詳しい情報の表示)(W)」と表示されてしまい、インストールができませんでした。他のパソコンでWindowsをインストールしたNVMeに交換してみましたが、NVMeがブートドライブとして起動することはありませんでした。
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