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No.5036 2023.10.4




富士通 ESPRIMO D588/VX NVMe SSD 取り付け & Win10 インストール








□1.NVMe SSD 取り付け

事前準備として、以下の作業が必要です。
前回のレポートに各々の状態を載せています。

@ 背面のネジを緩め、筐体カバーを外す。
A ライザーユニットを引っ張って外す。
B ドライブスロットを固定しているロックを外しながらドライブスロットを引き起こし、下側にあるスタンドをロックさせる。


【参考】 レポート No.5035 富士通 ESPRIMO D588/VX を分解してみた




今回は、キオクシアの1TB NVMe SSD を取り付けます。
取り付け方法は一般的な方法と同じで、斜めに挿して下に倒してネジ留めします。





使用するネジは、M.2スロットで一般的なM2ではなく、パソコ用ミリネジとして標準的なM3を使用します。 ただしパソコン用ミリネジとして標準的な長さ5mmでは長すぎるため、M3-3mmのネジを使用します。




キオクシア(KIOXIA) M.2 Type2280 SSD 1TB NVMe SSD
5年保証 国産BiCS FLASH搭載
SSD-CK1.0N3P/N

M3 3mm 平ネジ 50個セット ステンレス





取り付けた状態の外観です。





今回はヒートシンクを取り付けませんでしたが、上部の空間には余裕があるため厚めのヒートシンクを取り付けても大丈夫です。ただし、すぐ横にドライブスロットのフレームがあり、反対側にもすぐ横に電解コンがあるため、横幅の広いヒートシンクは使用できず、使用できるものは限られています。





BIOSにて確認したところ、キチンと認識されていました。






□2.Windows 10 クリーンインストール


他のWindows10パソコンからインストール用USBなどを作成しておきます。 プロダクトキーは不要です。 プロダクトキーの記載されたシールは貼られていませんが、 OEM Activation 3.0 という仕組みでWindowsがインストールされた状態で 出荷されるパソコンには筐体側面等にWindowsロゴのシールが貼られ、 ライセンスキーがBIOS(UEFI)内に書き込まれています。




インストール直後の状態です。ドライバーがほとんど充てられていません。





必要なドライバは、すべて WindowsUpdate からインストールできます。
WindowsUpdate の 「オプションの更新プログラムを表示」をクリックすると、対象のドライバがインストールできます。ドライバー更新プログラムに表示されているものをすべて選択してインストールし、再起動します。
1つ1つデバイスメーカーのサイトに行って、対象のドライバを検索してダウンロードする、といった手間がないのは時代の流れを感じます。





もう一度オプションの更新プログラムを表示させると、更新プログラムにさらに追加でドライバーが選択できるので、すべてインストールします。





すべてのデバイスについて、ドライバがインストールできました。











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