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ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、setup_e2_studio_2021-01-j.exe というファイルがあるので実行します。ファイル名の数字の部分は、バージョンによって異なります。
すると、以下のようなダイアログが出るのでしばらく待ちます。
インストールするソフトは誰が使うのか?聞かれるのでALL Usersを選択します。
Windowsの環境によっては、この画面が出る前に「WindowsによってPCが保護されました」という画面が出る場合があります。画面内の「詳細情報」をクリックして、表示される「実行」ボタンをクリックして進めることができます。
ようこその画面が出るので「Next >」をクリックします。
対応させるマイコンを選択する画面が出ます。RAにチェックを入れて「Next >」をクリックします。
他のマイコンはお好みでチェックを入れます。RX、RL78、RH850であればCS+のほうが良いので、チェックを入れる必要はありません。
インストールする拡張機能を選択する画面が出ます。「Japanese Language Support」にチェックを入れて「Next >」をクリックします。他の機能は必要に応じてチェックを入れます。
「インストールするコンポーネントを選択します。」という画面が出ます。初期状態ですべてにチェックが入っていると思いますので、そのまま「Next >」をクリックします。
「インストールする追加ソフトウェアを選択します。」という画面が出ます。「Renesas QE」タブは、周辺機能のRENESAS製開発ツールです。タッチ機能、Bluetooth、Display、TCP/IP、USB通信、UART通信のツールが準備されています。将来的に使いたい機能があれば、必要に応じてチェックを入れます。チェックを入れた分だけインストール時間やHDDの必要容量が大きくなります。
「Renesas Toolchains & ...」タブは、RENESAS製のコンパイラやデバックツールです。RXマイコン用のCCRX、RL78マイコン用のCCRL、E1、E2 Lite用のツールなどがあります。必要に応じてチェックを入れます。
「GCC Toolchains & ...」タブは、GCC(GNUコンパイラコレクション)のコンパイラです。RAマイコンでは「GNU ARM Embedeed」を使用するため、ここには必ずチェックを入れます。バージョンがいくつかあるので、必要なものにチェックを入れます。制約がなければ最新版のみで良いと思いますが、念のためすべてにチェックを入れておきます。なお、RXやRL78用はインストールしないほうが良いかもしれません。後述しますが、非常に手間が掛かるためです。
「Renesas FSP」タブは、Flexible Software Package (FSP) です。e2 studioで、RAマイコンの開発に必要なツールですので、ここには必ずチェックを入れます。バージョンがいくつかあるので、必要なものにチェックを入れます。制約がなければ最新版のみで良いと思います。ちなみに2021年3月現在の最新版は2.3.0で、公式サイトからダウンロードできます。
必要な機能にチェックを入れたら「Next >」をクリックします。
RENESAS Flexible Software Package (FSP)
ライセンスの使用同意契約が表示されます。「ソフトウェア契約の条件に同意します。」にチェックを入れたら「Next >」をクリックします。
インストール時に追加されるスタートメニューのグループ名が表示されます。初期状態のままで問題ないと思いますので、「Next >」をクリックします。
インストール計画を準備中...と表示されますので、しばらく待ちます。
インストールの準備と表示されますので、「インストール」をクリックします。
インストールでしばらく時間が掛かります。しばらく待ちます。
RX、RL78マイコンのコンパイラにチェックを入れていた場合、以下のダイアログが出ます。
「次へ(N)」を押して進めます。
E1、E2 Lite等のSelf Check Programにチェックを入れていた場合、以下のダイアログが出ます。
「次へ(N)」を押して進めます。
すでに最新のツールがインストールされている場合、以下のようなダイアログが出ることがあります。
「OK」を押して進めます。
GCCのRXやRL78にチェックを入れてしまった場合、以下の画面が出ます。
インストールにはRENESAS GNU Tools のユーザIDと、ユーザー登録後に送られてくるActivation Codeが必要です。
My RENESAS とは別のアカウントです。RENESAS GNU Toolsの公式サイトに言ってユーザー登録をします。
GNU Tools https://gcc-renesas.com/ja/
ユーザー登録に必要な情報を入力します。Target Hardware などの情報は適当に選んで大丈夫です。例えばRXを選んだからといってRAが使えなくなる訳ではありません。
すべて入力して「登録」ボタンを押すと、確認画面が出ます。もう一度「登録」ボタンを押します。
登録したメールアドレス宛に、ユーザー登録の認証メールが届きます。書かれているアドレスを開きます。
しばらく待つと、ユーザー登録完了メールが届きます。書かれているActivation Code が今回必要な情報です。
先ほどの、セットアップ画面に戻ります。
「Next >」をクリックします。
登録情報の同意画面が出ます。「[JP] I am a registered use」にチェックを入れて、「Next >」をクリックします。
アクティべーション画面です。登録時のメールアドレスと、メールで送られてきたActivation Code を入力して「Next >」をクリックします。まれにここで「Next >」に進めない場合があるようです。Activation Code が有効になっていないためのようです。前の登録情報の同意画面に戻って、「Retrieve Code」ボタンを押して、指示に従って入力することで、Activation Code が有効になるようです。
使用許諾契約の画面が出ます。「同意する(A)」を選択して、「Next >」をクリックします。
情報の画面が出ます。「Next >」をクリックします。
インストール先の指定画面が出ます。「Next >」をクリックします。
インストールするコンポーネントの選択画面が出ます。「Next >」をクリックします。
プログラムグループの指定画面が出ます。「Next >」をクリックします。
インストール準備完了画面が出ます。「Next >」をクリックします。
インストール状況画面が出ます。しばらく待ちます。
情報画面が出ます。Readmeファイルに相当するような内容です。「Next >」をクリックします。
インストール完了です。「Finish」をクリックします。
RX、RL78の両方を選んでしまった場合、同じ作業をもう1回やることになります。
言語を選択する画面が出ます。Japaneseを選択してOKをクリックします。
RAマイコン用のGCCのインストールです。「次へ(N) >」をクリックします。
ライセンス契約書の画面です。「同意する(A)」をクリックします。
インストール先の指定の画面です。初期状態のままでよいと思いますので、そのまま「インストール」をクリックします。
インストール中の画面です。しばらく待ちます。
インストール完了の画面です。すべてのチェックを外して「完了(E)」をクリックします。
複数のバージョンを選択していた場合、同じ作業を繰り返すことになります。
Libgen Update for GNU ARM Embedded Toolchainsの画面が出ます。色々と確認したり選択してインストールすることもできるのですが、面倒なので「Automatically Install Libgen Update for all existing GNU ARM Embedded Toolchains」をクリックします。
ホントに良いか?と確認画面が出るので、「はい(Y)」をクリックします。
ライセンス同意画面が出るので、「Yes」をクリックします。
アップデート対象が見つかったけどホントに良いか?と確認画面が出るので、「All」をクリックします。
しばらくすると完了画面が出るので、「OK」をクリックします。
インストール完了画面が出るので、すべてのチェックを外して「OK」をクリックします。
以上で完了です。
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