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No.5049 2024.9.8




RAID対応NAS Synology DiskStation DS218 分解、電池交換、ファン交換








□1.NASのメリット

RAID対応NASは、パソコンがリセットしてもブルースクリーンになってもパソコンの外側にあるため影響を受けません。再同期中の悪夢から解放されます。

そもそもWindowsのRAID機能に必要なダイナミックディスクは、Microsoftが開発を終了してWindows 10 Version 2004に非推奨となりました。


ダイナミック ディスク
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/fileio/basic-and-dynamic-disks#dynamic-disks


ダイナミック ディスクからベーシック ディスクへの再変換
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/disk-management/change-a-dynamic-disk-back-to-a-basic-disk













□2.分解、電池交換、ファン交換


NASのデメリットとしては、

・定期的なボタン電池の交換が必要な場合がある
 (BUFFALOなどの一部のNASは、ボタン電池が使用されていません)
・FANが壊れやすい
 (安物が使われていることが多い)
・フレーム剛性が低いので、共振等でHDDが壊れやすい

などがあります。

今回は、Synology DiskStation DS218 について分解し、ファンと電池交換をしてみます。



最初に樹脂カバーを外します。
樹脂カバーの爪の部分が金属フレームに引っ掛かっています。ネイルドライバー等で爪を浮かせながらカバーをスライドさせれば外れます。
これはSynologyのマニュアルにも記載されています。





HDDをマウントさせる金属フレームを外します。
爪の勘合はないため、ネジをすべて外して引っ張れば外れます。





メイン基板部分を外した状態です。





ひっくり返せば、ボタン電池が交換できます。
電池はCR2032です。





メイン基板を保護している金属プレートを外しても、何もありません。





ちなみにFANは、FD129225LL-Nという9cmファンが使用されています。
DC12Vの3pinで、0.12A程度の9cmであれば何でも良いでしょう。








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