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No.5027 2021.6.26
Windows10のRAID機能はトラブルが多い? 再同期中
Windows10標準のRAID機能ですが、色々と問題点もあるようです。
□1.HDDのアクセスランプがずっと点灯
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Windows標準のRAID機能でミラーリングドライブを作成して、2カ月くらい経過してのできごとです。
気づいたらHDDのアクセスランプがずっと点灯しています。
WindowsがインストールされているCドライブの不良でしょうか?
それとも何かのソフトやサービスの暴走でしょうか?
とりあえずタスクマネージャーでリソースの状態を確認します。
するとsysytemがディスクを使い続けていることが分かりました。
systemは、その名の通りWindowsのシステムを司るタスクですので、「タスクの終了」はできません。
このsystemが何の処理を行っているのかを表示する機能もありません。
何によって動いているのか色々と調べてみると、Windows標準のRAID機能で作成したミラーリングドライブがディスクの管理の表示で「再同期中」と表示されています。RAIDでの一般的な用語で言うと「リビルド中」ということです。何もしていないのに、これはどういうことでしょうか?
リビルドが終わり、「正常」と表示されるまでに丸1日電源を入れっぱなしにしておく必要がありました。リビルド中は、どれくらい終わっているかのパーセント表示がありません。リビルド中もディスクの読み書きは普通に行えました。
CrystalDiskInfoでディスクの状態を確認してみましたが、まったく問題なさそうです。使用時間もわずかです。
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□2.Windows10標準のRAID機能はトラブルが多い?
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「再同期中」という単語をネットで調べてみると、障害がないのにリビルドになるのは割とよくある症状のようです。
以下のいずれかの条件で起きるようです。
ハードウェア要因でない場合は根本的な対策がないようで、NASなどを導入するしかなさそうです。
・Windowsのアップデート後
・Windows10を20H2にする
・SATAケーブルの不良
・パソコンの強制電源OFF
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