|
No.3025 2022.8.9
デジカメ SONY DSC-WX350 埃のせいで影が映る不具合を修理する
□1.黒い陰が映るように
|
蓼科電研の写真は、ほとんどDSC-WX350にて撮影しています。主力のデジカメですが、最近影が映るようになりました。恐らく画素センサーに埃が付着していると思われます。分解して埃を取ってみます。今回の分解写真は、代役のCX-5で撮影しています。
分解清掃する、DSC-WX350です。
右側面のネジを外します。
左側面のネジを外します。
背面のネジを外します。
電池の蓋を開けて、ネジを外します。
液晶側のカバーが外れるので、まずは底面のカバーを外します。
カバーを外した状態です。
カバーの拡大写真です。爪や突起のせいで外しにくく、樹脂製で割れやすいので注意してください。ここが1番の難所かもしれません。
では、本体側を分解していきます。
写真下のフレキに気を付けながら、矢印左右の突起を知恵の輪のように外します。
矢印のフレキを外します。このフレキはレバー等は上げず、直接引っ張って抜きます。差し込むときも、そのまま差し込みます。
外したボタンユニットです。矢印の突起が曲者です。
フレキに気を付けながら、矢印の突起を外して液晶を外します。
このような状態にして、フレキを外します。フレキはコネクタの黒い部分を上げてロックを外して抜きます。
フレキを抜いた状態です。
矢印のネジを外して、金属のフレームを外します。
外したフレームです。
この部分が外しにくいのですが、特に突起や爪はありません。
ここまでくれば、あと一息です。
矢印のネジを外して、フレキを外してセンサモジュールを慎重に外します。
ピンセットを使うと滑って気づ付けてしまうので、必ず指でつまんで外します。
外した状態です。特にレンズに塵や埃はみられません。
外したイメージセンサーモジュールです。
写真の黒い影と一致する位置に埃が付いています。アルコール入りのウェットティッシュで軽く拭き上げ、綿棒で水滴を取るようにするのがおススメの清掃方法です。
クリーニングした状態です。
組み付けるときは、液晶フレキの取り回しに注意しましょう。
無事に影がなくなりました。
|
|