Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK.
All Rights Reserved. TOPへ戻る
スポンサードリンク

No.3018 2022.2.27




デジカメ RICOH CX6 画像に写る塵(影)を取り除く





□1.画像に黒い影が

画像に黒い影が映っています。CX6ではよくある症状のようで、画像センサに塵が付いているのが原因のようです。このCXシリーズはセンサに塵が付きやすいようです。では塵を取るために分解していきましょう。





□2.カメラの分解

ボディ周辺のネジをすべて外します。



外したネジです。ソニーのようにネジの共通化は考えられておらず、それぞれ異なるネジが使われています。



この穴の中にもネジがあります。



このラバーシートの下にもネジがあります。ラバーシートは両面テープで貼り付けられています。



この部分のプラスチックカバーを外します。数か所の爪で留まっていますので、折らないように慎重に外します。



この部分の突起を外しておきます。無くしやすいので気を付けてください。



HDMIの蓋を開けて、液晶側の本体カバーを上に持ち上げて外します。外れかけたら、HDMIの蓋をカバーの中に入れます。液晶側の本体カバーにはフレキが付いているので、慎重に作業します。



液晶側の本体カバーと繋がっている、このフレキを外します。コネクタの黒いプレートを引き起こして縦にすれば、フレキを外すことができます。



外した液晶側の本体カバーです。



ボタンを外します。上に引っ張れば外れます。



基板を外すために、このネジを外します。



横のカバーが外れるので外します。



基板は矢印の二か所のコネクタで挿されています。慎重に基板を上に押し上げれば外れます。



外した基板の裏面です。



長い液晶のフレキを外します。コネクタの薄茶色のプレートを引き起こして縦にすれば、フレキを外すことができます。



液晶の隅に埋まっているマイクの線を外に出します。



液晶を外します。うまく外れないかもしれませんが、慎重に金属ブラケットごと外します。



外した液晶ブラケットの裏面です。



液晶を外した状態の本体です。



レンズユニットと接続されているフレキのコネクタ2個を、慎重に上に持ち上げて外します。



本体からレンズユニットを外します。そのまま外れるので、慎重に外します。外した状態の本体です。



外したレンズユニットです。



イメージセンサ部分を外すために、以下の各ネジを外します。



以下の個所は、金属プレートも外す必要があります。ギアを留めているプレートですので、慎重に外します。組み立てるときも、各ギヤのシャフトが穴に入るようにします。



フレキのカバーも外します。突起で引っ掛かっている構造です。 写真ではフレキにカプトンテープが貼られていますが、割れないように補強するために当方で貼り付けています。



ユニットがバラバラにならないように、念のためマスキングテープを貼っておきます。



レンズユニットからセンサユニットを分離します。外した状態です。フレキに変な力が掛からないように慎重に外します。



センサに白い塵が付いています。アルコール入りウェットティッシュ等で軽く拭いて、ティッシュペーパーで水分を拭うようにすれば、綺麗に拭き取れます。綿棒やメガネ拭きで乾拭きするのは、傷が付くのでお勧めしません。



レンズユニットの後玉はとても綺麗です。塵は1つもありません。



レンズユニットとセンサユニットを組み合わせるときは、シャフトがレンズ付近の穴に通るようにします。シャフトがレンズに当たって傷付けないように慎重に行います。後は、バラした逆の手順で組み上げていきます。



組み上げた後に動作確認を行いましたが、無事に黒い影は消えました。構造上仕方ないのかもしれませんが、面倒ですね。




関連レポート
>> No.3024 デジカメ RICOH CX5 レンズが格納されず撮影できない不具合を検証する


スポンサードリンク

TOPへ戻る


ご利用条件
 Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK. All Rights Reserved.