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Excel方眼紙
普及しよう会
                                                                                                 
                                                                                                 
                                                                                                 
                                                                                                                         
                            4. Excel方眼紙の作り方                        
                            作り方といっても、方法は簡単です。人によって色々な方法があるのですが、Excelにも色々と制約があるため、出来ることは限られています。      
                                 
                                                                                                                         
                            4-1. 下地(フォーマット)作り  
                            まずは以下の手順でフォーマットを整えます。      
                                                                                                                         
                                (1) セルの行列の幅を整える            
                                (2) 印刷を前提とした資料の場合、ページ設定を行う            
                                (3) 表示を改ページプレビューにして、編集対象の印字範囲を明確にする            
                                                                                                                         
                            (1)について、列の幅はA列目の列位置の表示部分をマウスで選択して、左ドラッグをしたまま右にスクロールしてゆき、範囲を選択します。右クリックで表示されるプルダウンメニューから「列の幅」を選択して、列幅を1以下に設定します。0.5〜1程度が妥当です。ポイントは、セルの列ごとに列幅を変更や微調整することがないように、あくまでもセルの結合によって項目の幅や先頭位置が調整できるようにすることです。列ごとに幅が異なると他の行への影響はもちろん、プリンタ種別による印刷範囲のずれが大きくなります。
列の範囲選択は、セル位置表示欄左上のセル全体を選択して、任意の列位置表示を右クリックして「列の幅」を選択した方が楽かもしれません。
     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                                                                                                         
                                                         
                               
                                                                                         
                                                                                         
                                                                                         
                                                                                         
                                                                                         
                                                                                                                         
                            行の幅は、フォントの大きさを設定することで変更します。「行の幅」では行いません。位置表示欄の左上を押すとこで、セル全体が選択できます。セル全体を選択した状態で、フォントサイズを10 にします。このときに使用する標準フォントも「MS Pゴシック」などの使用したいフォントに選択します。フォントによって行の高さが異なるためです。するとすべてのセルが設定され、行の幅がフォントサイズに合うように縮小されます。行の幅を数値指定で小さくし、「セルの結合」で体裁を整えても良いのですが、フォントサイズとのマッチングが悪くなるのでフォントを基準にして行幅を設定します。逆に行間を広く取りたい場合は、フォントサイズ等を設定した後に、行の幅を数値入力で設定します。フォントサイズは、印字したときの見やすさが一番良いのが「10」です。標準の11の場合、A4サイズで表現できる情報量が少なくなります。      
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                                         
                                     
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                                                         
                            (2)は、印字する用紙サイズと余白の設定などを行います。設定後に改ページプレビューで表示させると、設定した用紙や余白に則った印字範囲が表示されます。その上で青いライン位置を微調整することで、有効な印字範囲(編集すべき範囲)が表示されます。      
                                 
                                 
                                 
                                                                                                                         
                            (3) は、Excel方眼紙の細かなセルの場合、印字範囲がどこまでなのか見失いやすくなります。改ページプレビューにすることで、印字範囲がどこまでなのかが明確になり、編集がしやすくなります。印字範囲外の灰色部分に編集時の注釈などを記載しておくことで、Excel方眼紙で懸念される他者への引き継ぎがスムーズに確実に行えます。      
                                 
                                 
                                 
                               
         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                            4-2. 文書作成  
                            フォーマットが整ったら、文書を作成していきます。
具体的には、以下の手順で行います。一般的なExcelの操作方法ですので、詳細は省略します。
ポイントは、セルの結合では難しい体裁は、テキストボックスにて表記させることです。
     
                                 
                                 
                                 
                                (1) 「セルの結合」や「セル結合の解除」を使用して、項目を作成していく。            
                                (2) 「セルの書式設定」で罫線を整える。            
                                (3) セルに文章を入力したり、セルの背景色などを設定する。            
                                (4) 注釈などのセルの枠組みに囚われたくない文章は、「挿入」-「図」-「図形」の「テキストボックス」を貼り付ける。            
                                               
                                (5) 「図形の書式設定」から、「塗りつぶしなし」、「線なし」、「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」をそれぞれ選択する。            
                                               
                                (6) テキストボックスに文章を入力し、テキストボックスの位置を微調整する。            
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                                                                                                                         
                            << BACK 3. Excel方眼紙のデメリット                        
                                                                                                                         
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