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パッド寸法は、
ロームのはんだ付け条件Pb フリーはんだペースト(Sn-3Ag-0.5Cu)対応
https://fscdn.rohm.com/jp/products/databook/package/soldering/passive/r_handa-j.pdf
に準拠させ、かつオーバーレジスト0.1mm分を考慮した値にします。
事前に1608サイズの回路図記号とフットプリント、およびコンポーネントを作成しておいてください。
別途、2012サイズのフットプリント(PCB Symbols)も作成しておいてください。
Library Managerを開いて「Components」タブで事前に作成した抵抗を選択し、「Edit...」ボタンを押して開きます。
RS Parts Numberのエラーが出ますが、そのままOKにします。
「Don't tell me about this again」にチェックを入れると、次に開くときに表示されなくなります。
コンポーネントのプロパティが表示されますので、そのまま閉じます。
何もないところを右クリックしてメニューを開き、「Edit Packages」を選択します。
「Add...」ボタンを押します。
事前に作成しておいた、2012サイズのフットプリント(PCB Symbols)を選択します。Package:には、任意の分かりやすい文字列で大丈夫ですが、通常はPCB Symbols のNameと同じ文字列を入れます。
フットプリントが追加されました。OKボタンを押して閉じます。
ちなみに部品が選択された状態で「Make Current」および「Make Default」ボタンを押すと、PCB Symbolsとして表示されるフットプリントおよび初期状態で選択されるフットプリントとして指定できます。
追加したフットプリントには、回路図とのピンの関連付けがされていません。ツールバーにある「Assign Pins 1-to-1」をクリックし、自動割り当てをします。
割り当てが済んだらフロッピーアイコンをクリックしてセーブしましょう。
保存名を聞いてきますが、そのまま変更せず上書きします。
再度Library Managerを開いて「Components」タブで抵抗を選択すると、追加したフットプリントが確認できます。
部品を配置するときに、どちらのフットプリントを使うのか選択できるようになりました。
すでに配置してある部品についても、フットプリントが変更できます。
部品を選択された状態で右クリックし、「Properties...」を開きます。
「Component」タブの「Change...」ボタンを押します。
New のリストからフットプリントを変更することができます。
変更後はOKボタンを押して閉じます。
Packageが変更したフットプリント名になりました。
基板デザイン(アートワーク)側も別途手動で変更する必要があります。
回路図側でComponent自体を変更したときは「Tools」の「Forward Design Changes...」で基板デザイン(アートワーク)側も反映され、
基板デザイン(アートワーク)側でComponent自体を変更したときは「Tools」の「Back Annotation...」で回路図側も反映されます。しかしフットプリントのみを変更した場合は、各々のツールを使用してもエラーが出るだけで自動で反映してくれません。
部品を選択した状態で右クリックし、メニューから「Properties...」を開きます。
「Component」タブの「Change...」ボタンを押します。
New のリストから回路図側で変更したものと同じフットプリントを選択します。
変更後はOKボタンを押して閉じます。
基板デザイン(アートワーク)側の変更も完了しました。
これでエラーも出なくなります。
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