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前回のレポート
No.ds11401 ダウンロードした電子部品のフットプリントを追加する にてダウンロードした NE555D の部品データですが、回路図記号が微妙な感じです。
データシートのように、俯瞰で見たピン配列に修正します。
「Library Manager」を開いて「Schematic Symbols」タブを開き、NE555Dを選択して「Edit...」ボタンを押してください。
部品をダウンロードしていない場合は、
No.ds11401 ダウンロードした電子部品のフットプリントを追加する
に沿って準備してください。
部品の一部であるピンの横棒やピンの×印を左右にドラッグ&ドロップして移動させます。部品の回転は、掴んだ状態でキーボードの「R」キーを押せば90°回転します。
8ピン目のGNDのみ、表示がずれてしまうと思います。
ピンの×印を選択した状態で右クリックし、メニューから「Properties...」を開きます。
「Alignment」を「Left」に変更してOKボタンを押します。
表示が綺麗になりました。
こんな感じに修正しました。
正確に等間隔で並んでいるのか確認したい場合は、測定機能を使用します。
メニューの「Utilities」から「Measure...」を選択します。
このように二点間をクリックすることで距離が測定できます。
タブは「Gap」を選んでください。「Distance」を選択すると各部品の中点と中点の距離、もしくはクリックした2点間の斜めな距離が表示されてしまいます。
修正が終わったら必ず保存しましょう。セーブしようとすると部品名を聞かれるので、そのままOKボタンを押します。
上書きするか聞かれるので、そのままOKボタンを押します。
「Library Manager」を開いてNE555Dを確認すると、キチンと反映されていることが分かります。
すでに回路図に配置してしまった部品も、修正を反映させることができます。
部品を選択した状態でメニューの「Utilities」から「Update Components」の「Selected Components」を選択します。
どのように変更を反映させるのか聞かれるので、今回はそのままOKボタンを押します。
「Update Components Summary」が開きます。「Perform Update」ボタンを押します。
選択した回路図記号が修正したものに変わりました。
配線は維持されたままになるので、グチャグチャな表示になります。
手動で根気強く修正していくしかありません。
配線やレイアウトの修正が完了した状態です。
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