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矢印のダクト部分から内蔵のファンモーターにて空気を強制的に取り込んで、空気の温度が測温される仕組みです。
この中に埃が溜まると、エアコンの効きが悪くなります。
取り込んだ空気は、背面のここから排出されます。
ケースは、T6のトルクス6か所のネジで留まっています。
ケースを開けた状態です。写真は清掃済みのため綺麗ですが、本来であれば埃が溜まっています。
矢印の小さな基板にサーミスタが搭載されており、ここで空気が測温されます。この部分にも埃がたくさん溜まっています。綿棒を使って優しく根気よく掃除しましょう。
ファンの周りにあるダクトは、上に軽く引っ張れば簡単に外れます。
隣には MOTOROLA MC68HC711P2CFN4 というマイコンが搭載されています。
マイコンの隣には、ELMOS 11613Bという謎のメーカーのICが搭載されています。
電解コンデンサは、1ヶ所のみ使用されています。35V 220uFです。
BTS621L1 という2chのFETスイッチが使用されています。8A流せるNch FETと、ハイサイドで使うゲートドライバが2ch分ディスクリートされたICのようです。容量的にリレー動作用だと思います。
BTS113A というNch FETです。これもリレー駆動用でしょうか。
清掃後は、エアコンの効きが良くなりました。設定温度との差もほとんど無くなりました。
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