|
No.2502 2020.10.5
BMW E46 ヒーターバルブ 交換
□ 1.暖房の効きが悪い
|
メルセデスでエアコンの効きが悪い場合は、ヒーターバルブが原因であることが多いようです。
BMW E46では、ヒーターバルブが故障したときは暖房の効きが悪くなるようです。
交換作業はE46の中でも簡単な部類で、他車種と比べても簡単にできます。
部品品番は、64118369805 です。正式名称は「ウォーターバルブ」です。
|
□ 2.ヒーターバルブの交換
|
エアクリーナボックスを外します。
エアダクトの4ヶ所の樹脂クリップを外し、
2か所のボルトを外し、エアフロメーターが固定されているクリップを外せば、
ボックスを抜くことができます。
BMW E46のメンテナンスでは基本中の基本の作業です。
矢印の部分が、ヒーターバルブです。
コネクタを外します。
上から覗くとホースがバンドで留まっているのが分かります。
スクリューを長い小さいソケットレンチかマイナスドライバーで回し、バンドを緩めます。
ヒータバルブはゴムブーツ3か所でブラケットに嵌っているだけです。
上に引き抜けば、簡単に外れます。
取り外したバルブです。振ると中でシャカシャカとバルブが動く音がします。
新品の交換品は振っても音がしないため、この辺の機構に問題があるようです。
取り付けは逆の手順で行います。バンドの締め付けトルクには注意します。
(強く締めすぎるとバルブやホースの破損に繋がります。)
すべて取り付けたら、最後にLLCを補充してエア抜きをします。
エア抜きの細かい方法は、以下で紹介しています。
レポートNo.2050 BMW E46 3シリーズ ラジエーター 交換
|
|