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前回のレポートで作成したデジタル入出力と一緒に書かれている、ウォッチドッグの処理を置き換えます。
今回は以下のようにソースコードを変更しました。
灰色が変更前の元の部分、薄いピンク色が変更した部分です。
@ ウォッチドッグの設定
プロジェクトエクスプローラーに表示されているconfiguration.xmlをダブルクリックして、FSP Configurationを開きます。
[Stacks]タブを開き、[New Stack]をクリックして、[Driver] - [Monitoring] - [Watchdog Driver on r_wdt] を選択して追加します。
[Watchdog Driver on r_wdt] のプロパティを開き、元の設定値と同じとなるように以下の項目を変更します。
[Timeout] 4,096 Cycles
[Clock Division Ratio] PCLK/512
設定完了後は、必ず [Generate Project Content] をクリックして、ソースコードを生成・反映させます。
A ウォッチドッグタイマーの有効化
FSPの
R_WDT_Open 関数
を使用します。
各引数は、上のほうで勝手に定義されているのでそのまま使います。
関数を呼び出すと、ウォッチドッグが有効になります。
B タイマーのリフレッシュ
FSPの
R_WDT_Refresh 関数
を使用します。
各引数は、上のほうで勝手に定義されているのでそのまま使います。
関数を呼び出すと、ウォッチドッグタイマーのカウント値がリセットされます。
ソースコード中のR_WDT_Refresh 関数の呼び出し部分をコメントアウトすると、リセットが発生することでウォッチドッグタイマーの動きが理解できると思います。
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