|
PRO版(ENGINEER版)では、ティアドロップを自動で入れる機能があります。残念ながら無料版では無効になっています。しかしこの機能、細かい設定ができず微妙な感じですので、この機能を使うために有料版にするのはおススメしません。
今回はこの部分にティアドロップを追加してみます。
「Add Copper Closed Shape」で直角三角形を描きます。
線を引く前に、「Change Layer...」で現在のレイヤーを確認します。
もちろん適当に選んで引いて、後に層を移動してもかまいません。
「New Layer」 を「Top Copper」にしてOKを押します。
三角形の線が太すぎるので細くします。
線を選択して、右クリックでメニューを開き、「Change Style...」を開きます。
Width に 0.001と入力してOKボタンを押します。
シャーブな三角形になりました。
微調整して妥当な形にします。
作成した図形にネットを追加します。
右クリックでメニューを開き、「Add to Net」を選択します。
ティアドロップを入れる部分と同じネットを入れます。
今回はGNDのビアに入れるので、GNDを選択してOKを押します。
同じネットになったので、ラッツネットが表示されました。
反対側にも同じ形状を入れるために、コピー&ペーストで複製します。
「Ctrl + C」、「Ctrl + V」で複製できます。
キーボードのFキーで反転、Rキーで回転できます。
綺麗に配置すれば完成です。
他のネットでベタを入れても、キチンとティアドロップ部分が認識されて避けられています。
|