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No.2513 2020.10.26
BMW E46 リア コントロール アームブッシュ 交換
□ 1.フロントのようには劣化しない
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リア コントロール アームブッシュですが、交換してもあまり意味がありません。
フロントは定期交換部品ですが、リアは10万キロ走行しても問題ありません。
交換前のブッシュにゴムの割れ等はありませんでした。
純正品番は、33326770786 です。
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□ 2.リア コントロール アームブッシュの交換
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交換はかなり大変です。
冒頭で説明した通り、ヘタる部品ではなく、交換しても効果が感じられません。
リアは、ナックルの上側、部品図の2番のボールジョイントが弱い部品です。
最初に車輪速センサー等のハーネスを外します。
爪の個所がかなり多いので大変です。
爪はネイルドライバー等の先をを溝に填めて引き起こすように外します。
爪は割れやすいので予備で5〜6個ほど準備しておいたほうが良いです。
ブレーキパッドのセンサーも外します。
ブレーキホースのここの部分も外します。六角ナットが錆びていてナメやすいので、浸透潤滑剤等で慣らして穴を掃除しておきます。
ブレーキホースを外します。U字金具は大きなマイナスドライバー等で外します。U字金具が錆びていて外れにくいので、浸透潤滑剤等で慣らしておきます。
リアショックを外します。
取り付けるときは、油圧ジャッキ等でナックル側を持ち上げる必要があります。
リア コントロール アームのジョイントを外します。
3か所のボルトで留まっています。
事前にマーキングしておくと、取り付ける時にアライメントが狂いにくくなります。
リア コントロール アームを下に押し下げます。
サイドブレーキは解除しておきます。解除しないとアームが動きません。
2x4の木材等を挟んでおくと、作業がしやすくなります。
ジョイントの金具を外した状態です。
ブッシュの赤枠の部分を、タガネ等で折り曲げます。アームが見えるようにしないと、専用工具が使用できません。
タガネ等を使うときは、アーム側に傷を付けないように注意します。
ブッシュは、専用工具を使用して引き抜きます。取り付けるときも専用工具が必要です。
新しいブッシュを取り付けた状態です。
今回は社外品を使用しました。新しいブッシュには、専用工具の邪魔になる突起がありませんでした。
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