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No.2045 2019.12.29




BMW E46 3シリーズ ATF オートマフルード 交換






□ 1.6気筒(M52)前期のトランスミッション

前期(M52)と後期(M54)ではトランスミッションが異なります。 前期はGM製のトランスミッション(A5S360R)が搭載されていて、後期はZF製のトランスミッション(A5S325Z)が搭載されています。 トラブルが多いのはどのクルマでもZF製ですが、E46でも同様のようです。シフトフィーリングはGM製のほうがまったりとしています。
A5S360R で調べるとコルベットやキャデラック等にも使われてるようで、高トルクに耐えられるミッションであることが分かります。

GM A5S360R
https://en.wikipedia.org/wiki/GM_5L40-E_transmission

ここでは、この前期について説明します。




□ 2.ATFの交換方法

ATFは、DEXRON III に対応したオイルなら何でも良いと思いますが、 オススメはアイシン製のAFW+です。WAKO'S のような高機能性は謳われていませんが、 トランスミッションメーカーのオイルですので品質は保証されています。 このオイルを使ってトラブルになった話もないので、これを使っています。 個人的にはペール缶がオススメです。





ATFの給油口はこれです。
ヘキサゴンではなく、トルクスが使われているので注意です。
トルクスは、給油側、ドレーン側どちらもT45です。






ドレーンボルトはこれです。




このATはレベルゲージがありません。給油は溢れるまで入れます。 このとき車体の角度は水平がベストですが、二柱リフトを使う必要があります。 ジャッキアップやスロープを使用するときは、助手席側の後部が高くなるようにします。


で、ATFが溢れたらおしまいではなく、エンジンを掛けます。 このまま終了してしまうと、油量が少なくて冬の寒いときに前に進まなくなります。 エンジンを掛けてアイドリング状態にすると溢れが止まるので、更に溢れるまで給油します。 エンジンを掛けたまま給油口のボルトを締め付けて終了です。 締め終わったらエンジンを止めます。


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