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No.2562 2023.6.1
BMW E46 ショックアブソーバー バンプラバー交換
□ 1.社外品はすぐにボロボロに朽ち果てた
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交換せずにずっと使い続けていたバンプラバーの変色が激しかったため社外品に交換したのですが、わずか3年でボロボロに朽ち果ててしまいました。純正品は変色が激しかったのみで形状が崩れることがなかったため、バンプラバーは純正品のほうが良いのかもしれません。
今回は、強化型の社外品バンプラバーに交換します。スポーツサスタイプの純正品番は、33502290348ですが今回は33531136395 (= 33502290318)相当の物を使用します。
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□ 2.左側リヤショックアブソーバーの取り外し方
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左側と右側でショックアブソーバーまでのたどり着き方が異なるため、別々に記載します。
三角板を留めているクリップを外します。
内装を留めている上側にあるクリップ1ヶ所を外します。
内装を剥がしたら、CDチェンジャーと小物ボックスを外します。8mmのボルトです。
CDチェンジャーに接続されている、2種類の配線を外します。
CDチェンジャー等のマウンター金具を外します。同じく8mmのボルトです。>
ピンクの矢印部分は、ハーネスがクリップ留めされています。
ハーネスがボディにクリップされているので、クリップ外し等の工具を使用して外します。
防音シートを慎重に外したら、アッパーマウントを留めている両側2か所のナットを外します。真ん中のナットはショックアブソーバーを構成する部品ですので緩めずにそのままにしておきます。
ショックアブソーバー下側のボルトを外します。18mmです。このボルトを外すとショックアブソーバーが外れるようになります。
組み付ける時は、逆の手順で行います。
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□ 3.右側リヤショックアブソーバーの取り外し方
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ガソリンコックのつまみを引っ張って内装からはずし、矢印の部分で勘合されている先端部分を外します。
バッテリーのマイナス側を外します。
内装を引き剥がしたら、矢印2か所のナットとクリップを外し、プラスチックのカバーを外します。
配線ボックスのカバーを外します。矢印3か所の爪で留まっています。
矢印2か所のナットを外し、プラス側の配線を外します。
ここでマイナス側のケーブルがバッテリーに繋がったままだと巨大な火花が出て車両火災の原因となるため、事前に必ずバッテリーケーブルは外しておきます。
左側にあるオレンジ色のコネクタも、電線を抜いておきます。
矢印1ヶ所のナットを外し、配線ボックスを外します。
配線ボックスに留まっているオレンジ色のコネクタを外します。矢印にある突起が爪になっています。
防音シートを慎重に外したら、アッパーマウントを留めている両側2か所のナットを外します。真ん中のナットはショックアブソーバーを構成する部品ですので緩めずにそのままにしておきます。最後にショックアブソーバー下側のボルトを外して、アブソーバー本体を取り外します。
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□ 4.バンプラバーの交換
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外したショックアブソーバーです。
バンプラバーが朽ち果てています。
カヤバ Excel-Gを使用しているので、トルクスで軸を抑えながらメガネレンチ等でナットを外します。
純正品の場合も、同じように行います。
アブソーバーを分解した状態です。錆を落として、塗装してから組み付けました。アッパーマウントはMEYLEのMスポ用を使用しているのですが、数年経過しても綺麗な状態です。
今回は強化型のバンプラバーを使用します。純正品や通常の社外品はウレタン系の肌色ですが、本品は硬質ゴム製です。
ゴムが硬いので、先にバンプラバーとカバーを組み付けます。
バンプラバーをアブソーバーの軸に入れたら、ワッシャーを忘れずに入れましょう。
バンプラバーの形状に合う皿を入れて、アッパーマウントを入れて、アッパーマウントに合う皿を入れて、ボルトで留めます。
アブソーバーが綺麗になりました。
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