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No.2559 2023.5.13
BMW E46 前期のダイアグ確認の方法
□ 1.使用するダイアグコネクタ
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座席足元にOBD2コネクタがあるのですが、何故か診断機を接続しても通信できず使用することができません。
エンジンルームのブレーキブースター近くにある、丸いダイアグ用コネクタを使用します。
診断機の形状はOBD2ですので、変換ケーブル(DLC 20pin - OBD2 16pin)を使用して接続します。
前期で使用されているバスの構成図です。CANも使用されていますが、ダイアグには使用できないようです。 足元下のコネクタはK-BUS(K-LINE)が来てますので、レーダー探知器等のOBD2コネクタを接続して冷却水温等の車両情報をモニターすることはできます。ダイアグスキャナー等の汎用の診断機を使用して、ISO規格に準拠した異常ダイアグの確認や消去もできることを確認しています。
実際に解析した訳ではないので推測ですが、BMW専用の故障診断にはD-BUSというバス通信を使用しているようです。このバスで使用される丸いコネクタは、20ピンの Data Link Connector もしくは DLCコネクタ と呼ぶようです。
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