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No.2046 2019.12.30
BMW E46 3シリーズ オルタネーター 交換
□ 1.発電電圧が低い
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発電電圧が13.7Vで安定していて、瞬間的に13.2V程度まで落ちるような状況で15年以上動いていました。
オシロスコープで測定しても特に問題がなかったためBMWはこういうものだと思っていましたが、海外のサイトなどで調べても電圧が低いといった話は出てこないので交換してみることにしました。ちなみに電圧は、エンジンルームの写真の個所で測定するのが正しいです。
品番はBOSCH製が 12317501690、VALEO製が 12317501599 ですが、社外品の場合はどちらにも対応している場合が多いです。
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□ 2.オルタネーターの交換
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前準備として、ラジエーターファン、吸気ダクトを外しておきます。
これが今回交換するオルタネーターです。
ファンベルトを外してガイドローラーを外します。
ファンベルトの外し方は、テンショナーによって異なります。
油圧式テンショナーの場合は、ローラーのカバーを外してT45のトルクスで時計回りに回すとベルトが緩みます。
機械式テンショナーの場合は、写真の六角の突起をレンチで回してベルトを緩めます。
ガイドローラーのボルトは、オルタネーターの取り付けボルトを兼ねています。
オルタネーターの下側の取り付けボルトを外します。
オルタネーターの制御端子とB端子を外します。制御端子は他のBMW系端子と同じで針金を押すタイプ、B端子はカバーで隠れてナット留めされています。
オルタネーターを外した状態です。
オルタネーターの新旧比較です。取り外した物はBOSCH製、社外品はノーブランドですがVALEOのリビルド品かもしれません。
形状が所々で異なります。
オルタネーターを取り付けた状態です。
何の問題もなくポン付けできました。冷却用の吸気ダクトもピッタリとはまりました。
交換後の発電電圧は14.2Vで安定しているため、やはりオルタネーターの不良だったようです。
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