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No.2042 2019.8.26
スズキ アルト HA25S HA25V ヘッドカバー ガスケット 交換 オイル漏れ
□ 1.シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れ
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スズキのエンジンは、シリンダーヘッドカバーのガスケットが劣化してオイルが漏れるようです。
まるでBMWのような症状です。
プラグホールへの漏れは特に酷く、イグニッションコイルやスパークプラグががベトベトになります。
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□ 2.ガスケット交換
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ラバーパッキンのガスケットは、純正品ではなく社外品を使用します。
定番の不具合のようで、色々な会社から社外品が出ています。
今回は大野ゴムの SP-0097T を使用しました。1000円くらいで購入できます。
純正品番は 11189-85K30 です。純正品のほうが安心に思うかもしれませんが、
今回不具合を起こしているのは純正のラバーパッキンです。
今回は11197-58J51 という200円くらいのヘッドカバーとインマニを繋ぐゴムパッキンも劣化しているため交換します。
外したヘッドカバーです。ゴムパッキンが劣化、硬化してボロボロです。
シリンダーヘッド側です。カバーを外すときに崩れ落ちたゴム片が落ちているので、
漏れなくピンセットで取り除きます。灰色っぽい液体ガスケットの屑も落ちています。
プラグホールにはオイルが溜まっているので、プラグを外してキッチンペーパーなどで
完全に拭き取ります。割り箸等を使うと簡単に掃除できます。
ラバーパッキンのガスケットは、ヘッドカバー側に取り付けます。
カバーをシリンダーヘッドに取り付けるときは、写真の赤丸6か所に液体ガスケットを塗布します。
タイミングチェーンは繋ぎ目の部分、カムシャフトエンドの半月隅の尖った部分に塗布します。
ヘッドカバーとインマニを繋ぐゴムパッキンは、写真の突起がはまる部分の
ヘッドカバー側に取り付けます。インマニを組み付けるときは、ゴムパッキンにシリコングリース等を塗布しておきます。
以上、慣れれば30分ぐらいで簡単にできる作業です。
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